運動器の10年・骨と関節の月間
2013-10-08
おはようございます。静岡市駿河区登呂のかもと整形外科です。
日本整形外科学会は、骨や関節など運動器の大切さの認知向上を目的に、本日、10月8日を「運動器の10年・骨と関節の日」、10月を「運動器の10年・骨と関節の月間」と定め、10月を中心に全国各地で講演会や医療相談などさまざまな催しを行っています
今年のテ-マはロコモティブシンドローム。
運動器の障害のために移動能力の低下をきたして、要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態を「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群) 」といいます。…
ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、もしくは複数に障害が起き、歩行や日常生活に何らかの障害をきたしている状態です。2007年、日本整形外科学会は人類が経験したことのない超高齢社会・日本の未来を見据え、このロコモという概念を提唱しました。
いつまでも自分の足で歩き続けていくために、ロコモを予防し、健康寿命を延ばしていくことが今、必要なのです。
先日も演会終了後は、整形外科医師による医療相談も行いました。ロコモに限らず、肩こり、腰痛、膝、肩などの関節痛、骨粗しょう症、慢性の疼痛などいろいろな相談を受けました。ある方には“この程度の症状でもお医者さんにかかって、よろしいんでしょうか?”
聞かれましたが、症状が出てから加療を行うより、早期発見がその後の予後は全く違います。ご家族やお知り合いの方で相談したいなという方、まず近くの診療所へ遠慮なくお越しくださいもっと見る
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